財団概要

 厚木市は、古く鎌倉時代には毛利の庄や愛甲の庄として、また江戸時代には、宿場町、産業、生産物の交易の場として発達し、繁盛を極め、小江戸と呼ばれてきました。また、厚木市民憲章に「教養をゆたかにし、文化の高いまちをつくる」ことを掲げ、文化都市づくりに取り組んでまいりました。
 現代社会においては、価値観の変化やライフスタイルの多様化とともに、精神的な豊かさが求められています。その中で、芸術・文化には、市民に心のゆとりや潤い、人間性に配慮した生活環境づくりに果たす役割が期待されております。
 芸術・文化は、人々の創造性を育み、社会や経済に活力を生み出す源泉であるとともに、生活に潤いをもたらし、人生を豊かにする糧になるものであり、市民の関心もますます高まりを見せています。
 このような状況を踏まえ、「心の豊かさ」を求められる文化施策や多種多様な文化団体の育成に対応するため、総合的に展開し得る組織体制を整備し、柔軟かつ効果的な事業運営を図り、市民参加による文化活動への支援や芸術・文化の鑑賞の機会を提供することにより、「住んでよかったまち住んでみたいまち」となるような個性あふれる市民文化の創造と「厚木らしさ」を創出する施策の展開を目的として、平成14年4月1日に財団法人厚木市文化振興財団が設立されました。
 その後平成23年6月21日付けで神奈川県知事の公益認定を受けたことにより、7月1日から公益財団法人厚木市文化振興財団へと移行しました。

  1. 市民文化の創造及び育成
  2. 市民文化の普及及び振興
  3. 芸術文化の鑑賞機会の提供
  4. 文化情報の収集及び提供
  5. 文化振興に関する調査研究
  6. 芸術文化振興のための国際交流
  7. 文化施設の管理運営
  8. その他芸術文化の振興を図るために必要な事業