![]()
暑い盛りの8月31日、厚木市文化会館 大ホールではたくさんの小学生"忍者"が舞台上や客席、ロビーを駆け回りました。
NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバンのメンバーと、今回の趣旨に賛同して協力してくださった大人スタッフたち、そして参加してくれた子どもたちの1日の様子を紹介します。
前編はこちらから
【レポート】「アフタフ・バーバンの忍者修行WS」(前編)
***
午後になり、大ホールの入口には子どもたちが保護者の方と列を作り、目を輝かせながらロビーを覗き込んでいました。そこには風呂敷で忍者被りをした大人スタッフ忍者の姿が。
受付を済ませた子どもたちも大人忍者と一緒に持参した風呂敷で忍者被りをし、修行の準備を整えます。
![]()
![]()
緊張した顔で舞台上に向かう子ども忍者たち![]()
やがて音楽と共にアフタフ・バーバン扮する個性豊かな忍者たちが現れ、導入修行が始まります。
![]()
![]()
迫りくる長剣を素早く避けよう!
![]()
4人の忍者が、それぞれ同時になんて言ったか聞き当てるのも修行です
チームに分かれ、さらに修行は本格化。忍者の合言葉を授けられ、敵の目を欺けるよう変身修行へ。
実際にチームごとに固い岩に変身。
![]()
導入修行が終わったら、さっそく「かくれみ修行」を開始!
忍者たちに見つからないように、大ホールのどこかに素早く隠れます。
![]()
![]()
客席に潜んでみたり、風呂敷をかぶって岩に変身してみたり。
息を潜めながら忍者たちをやりすごす、緊張の時間......。
隠れているうち聞こえてきた合図で、子ども忍者たちは大ホールのロビーに集合します。「みんなどこに隠れていたの!?」という忍者たちに、得意げな子ども忍者たち。
そしてここからは「巻物探し」の修行。からくり屋敷となった大ホールの客席やロビーに隠された巻物を、潜入して探しにいきます。中には巻物を守る影忍者が徘徊しているから気をつけて。どうやったら影忍者に見つからないかな? チームごとに作戦を立てます。
![]()
壁に張り付いてみる、犬や猫の鳴き真似をする、からくり人形のふりをする......アイデアがたくさん出てきました。
低学年女子チームは、見つかりそうになったら「文化会館に遠足に来た人」のふりをするそうです。楽しそう。
![]()
作戦を立てたら、いざからくり屋敷に潜入。大ホールの重い扉を開けると、さっきまでとは一転し客席は薄暗く、ちょっぴり足がすくみます。
客席を進むと、座席の間に巻物がひとつ、ふたつ。あった、こっちにもある、そうチームごと小さな声で言い合っていると、どこからか影忍者が子ども忍者たちを探す大きな声が。
![]()
咄嗟に客席に身を潜めたり、犬や猫、それを探す飼い主に変身したり、コンサートを観に来たお客さんのふりをしたりして、影忍者の探索をかいくぐります。
![]()
![]()
再びロビーに集合した子ども忍者たちの手にはたくさんの巻物が。こんなにたくさん、すごい!
![]()
こども忍者たちが喜んでいると、吹き抜けから影忍者が登場。
![]()
影忍者の正体見破ったり!
![]()
巻物探しの修行が終わり、最後は外に出て旗取りチャンバラ修行!
子ども忍者 VS 大人忍者の真剣勝負です。
![]()
気合充分。絶対勝つぞ、えいえい、おー!
![]()
子ども忍者のこの躍動感。
![]()
大人忍者も健闘しますが、あまりの勢いにタジタジ。旗、取られてるよ!
結果は2回戦とも子ども忍者チームの勝ち。この子ども忍者たちのうれしそうな顔。大人忍者は、かなり悔しがってました。
![]()
最後に今日の修行を乗り越えた子ども忍者たちに、忍者心得の書かれた巻物をプレゼント。暑い中走り回って、笑って、ドキドキして、チームで協力しながら影忍者から隠れて、たくさんの修行おつかれさまでした。
![]()
子どもたちの心の中に、今日1日厚木市文化会館の大ホールであそんだ思い出が少しでも残って、文化会館が今までとちょっと違うように見えたり、いつかまたコンサートや舞台を観に来た時に「そういえば昔ここで忍者したなぁ」なんて思い出したりしてくれたらうれしいです。![]()
![]()
今年は例年以上に猛暑の続いた夏でした。夏休みの終わりが近づいても秋の気配はまったく無く、今年の夏は子どもたちとどこに出かけよう? と悩んだご家庭も多かったのではないかと思います。
そんな暑い盛りの8月31日、厚木市文化会館 大ホールではたくさんの小学生"忍者"が舞台上や客席、ロビーを駆け回りました。NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバンのメンバーと、今回の趣旨に賛同して協力してくださった大人スタッフたち、そして参加してくれた子どもたちの1日の様子を紹介します。
「NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバン」とは、「あそび」の中で生まれる表現を大切にした作品・プログラムを全国で行っている"表現を引き出す表現者"のプロ集団です。厚木では2023年から年2回のペースで未就学児を対象にした「親子表現あそびワークショップ」を行ってきました。
※
(2025年5月「アフタフ・バーバン 親子であそぶおはなしの世界~へびままのたまご~」)
そんなアフタフ・バーバンと、約1年半にわたる大規模改修工事を終えてリニューアルオープンをした厚木市文化会館を会場に、もっと特別な「あそびの時間」ができないか......。そうして今回開催したのが、小学生を対象とした「忍者修行」だったのです。
午前中、大ホールの舞台上にはアフタフ・バーバンのメンバーと会館スタッフ、イベントの際にロビー業務を担ってくれる株式会社ジェイウィングのスタッフ、そして今回のために集まってくださった大人スタッフが集合しました。
この2年間市内で表現ワークショップを行ってきた中で、市内で保育の仕事に携わる方や湘北短期大学の先生と保育について学ぶ学生さんたちが取り組みに興味を持ってくださり、子どもたちを見守りながら一緒にあそぶ大人スタッフとして参加してくださいました。
まずはそんな大人たちのワークショップ。今日1日一緒にあそぶ仲間として、自己紹介をしますが、アフタフの自己紹介は一筋縄ではいきません。
1月から12月の誕生日順に並んでみたり、自分が生まれた場所順に北から南に向かって並んでみたり。最後には初恋の年齢順にも並んでみました。
北は北海道から南は鹿児島県まで、いろんな土地で生まれたいろんな世代の人が、いろんな恋心を経験して(笑)、今日は厚木の大ホールに来てくれたんだなぁ。
![]()
そこから3グループに分かれて、配られた紙に書いてあるお題の"動詞"を3枚の写真として身体で表現するあそびに挑戦(動いちゃダメ、もちろん喋っちゃダメ)。
例えばお題は「かける」。これを表現するには、野原を"駆ける"、ソースを"かける"、服を"掛ける"、お金を"賭ける"......いろいろ思い浮かびますが、これをみんなの身体で表現するにはどうしたらいいだろう?
![]()
![]()
そうしてできあがった人間写真を他のグループの人たちが当ててくれるとうれしいし、他のグループの表現もなるほど! と思う部分や意外な部分もあって、大人の表現力っておもしろい!
そんな大人の表現力やあそび心を午後の小学生たちを迎える本番でも存分に発揮して、子どもたちのサポートではなく、一緒にあそんでほしい。大人が本気であそべば子どもたちも本気であそび、想像して表現してみることができる。
今回の忍者修行をするにあたって大事にしたい心構えを共有しあいながら、子どもたちを迎える準備をしたのでした。
![]()
![]()
午後の修行本番の様子は【レポート】「アフタフ・バーバンの忍者修行WS」(後編)で紹介します。