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ぶんか情報館10月号を掲載しました。

2023年10月 1日

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【レポート】出張! 劇団扉座による演劇体験教室

2023年9月24日

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8/26(土)、27(日)の2日間、厚木市保健福祉センター ホールで「厚木シアタープロジェクト 劇団扉座による演劇体験教室」を行いました。文化会館で開催していた人気講座の出張版です。

実施情報
公演名:厚木シアタープロジェクト 劇団扉座による演劇体験教室
開催日:8/26(土)13:00~16:00 こども演劇体験教室
    8/27(日)13:00~16:00 大人のための演劇体験教室
会場:厚木市保健福祉センター 6階 ホール
講師:田中信也(劇団扉座)
アシスタント:藤田直美、小笠原彩、山川大貴(劇団扉座)

写真3.jpg 講師の劇団扉座education部部長の田中信也さん。

まずはアイスブレイクとして、ミニゲームを通して演劇的な感覚を養いながら参加者同士コミュニケーションを深めていきます。
こども演劇体験教室では、グループごとに「桃太郎」や「運動会」などのワンシーンを表現。これはどのシーンかな? この人は何をしている人だろう? と想像力を膨らませて、参加者は各グループの発表を鑑賞しました。

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大人のための演劇体験教室では、同じようにミニゲームを行った後に参加者同士がペアを作りました。目を閉じたペアの片方を、もう片方が声や音で誘導しながら会場内を歩いてみます。広い会場内に机やイスなどの障害物もあり、誘導する方もされる方も、一歩一歩がドキドキ。さらに慣れてくると、壁ギリギリまで近づいて手を触れてみたり、椅子の間を通り抜けたり。この動きで2人の意思疎通をはかったことが、この後の演劇作品作りにつながっていくのです。
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そして実際に台本を見ながら、演技に挑戦。劇団扉座主宰の横内謙介さんや劇作家さんが書いた戯曲の一部が手渡され、グループやペアに分かれて実際に演じてみます。
こども演劇体験教室は、明日遠くへ引っ越してしまう小学生とその友人達の別れのシーンを。はじめはただセリフをなぞるだけだったのが、田中さんによって演出がついたり、演技のヒントが与えられたりするうちに、小学生たちの痛切な心情とその情景が伝わってくるようでした。
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一方大人のための演劇体験教室の台本は、親に借金をしてマンションを買った若い夫婦が、1か月後に迫った入居を待ちきれず、深夜、建築中のマンションの一室に忍び込むシーン。
今回、大人の方の参加は17人。そこに扉座に所属する俳優の3人が加わって、10組の夫婦ができあがりました。セリフだけ見ると他愛もない夫婦の言い合いなのですが、やはりそこに演出が加わると、夫と妻それぞれの胸の内やそのすれ違いが想像できるように。さらにまだ建築中で灯りのないマンションに懐中電灯ひとつで忍び込む夫婦のやりとりは、先ほどの目かくしのワークでのやりとりを踏まえ、ペアごとに個性豊かな夫婦像を想起させました。
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台本に書かれているセリフをもとに情景や登場人物の心情を想像しながら表現することのおもしろさを、子どもから大人まで楽しんだ2日間になりました。

【重要】改修工事に伴う休館のお知らせ(再掲)

2023年8月 3日

厚木市文化会館は、昭和53年11月の開館から40年以上、直近の大規模工事からも17年以上が経過しており、老朽化した各種設備等の改修工事を行うため休館します。

【休館期間(予定)】
 令和5年(2023年)7月1日(土)から令和7年(2025年)1月3日(金)まで

◇仮事務所への移転について◇
 改修工事に伴い、文化会館内の(公財)厚木市文化振興財団事務所が使用できなくなります
 ので、財団の業務につきましては、厚木商工会議所に仮事務所を設置して行います。
 皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
 なお、再オープン後の予約については、令和6年(2024年)1月から抽選会を再開すること
 を予定しておりますので、詳細が決まり次第、お知らせいたします。

 《移転場所》 厚木商工会議所 1階(案内図)
        〒243-0017 厚木市栄町1-16-15

《改修に関するお問い合せ》厚木市ホームページ(外部へリンク)
 厚木市 協働安全部 文化生涯学習課 生涯学習施設係
 〒243-0018
 厚木市中町2-12-15(アミューあつぎ6階)
 電話番号:046-225-2833
 ファックス番号:046-225-3130
 平日8:30~17:15

《貸館等業務に関するお問い合せ》
 (公財)厚木市文化振興財団
 〒243-0017
 厚木市栄町1-16-15 
 ※商工会議所での営業は令和5年7月20日(木)からとなります。
 ※移転先でも電話番号等は文化会館と変更ありません。
 電話番号:046-225-2588 
 ファックス番号:046-223-1439
 9:00~17:00/休業日(毎週火曜日、同日が祝日のときは、水・木曜日)を除く

ぶんか情報館8月号を掲載しました。

2023年8月 2日

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【レポート】ふらっと ふぇすてぃばる2023

2023年7月27日

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「ふらっと ふぇすてぃばる」は、子育て世代の親子や障がいのある方をはじめとした、これまでなかなか当館に足を運ぶ機会がなかった方々と、ワークショップやコンサートを通して、"ふらっと"気軽につどい、音楽や表現を改修前の文化会館で楽しんでいただく4日間のイベントです。

実施情報
公演名:ふらっと ふぇすてぃばる2023
開催期間:2023年6月15日(木)~18日(日)
撮影:都筑 淳(18日ロビーコンサートは西山浩明)


アフタフ・バーバンの表現あそびワークショップ
「親子であそぶおはなしの世界~もくもく雲~」
6/15(木) 会場:5階 和室もみじ・ゆり
①10:40~11:30 対象:0~3歳のお子さんと保護者
②13:00~13:50 対象:0~5歳のお子さんと保護者
出演:NPO法人アフタフ・バーバン
アフタフ・バーバンは、あそびや表現活動を通して1人ひとりが自分らしく表現できることを目指したプログラムを全国的に展開しています。
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アフタフ・バーバンより、写真左から"りっちゃん"と"キョンちゃん"がやってきました。

まずは歌を歌ったり、親子一緒にからだを動かしたりしながら、会場のお母さんたちと打ち解けていきます。
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この日のプログラムは「親子であそぶおはなしの世界~もくもく雲~」。白い雲に乗って登場した雷の子「ぴっかり」が、強い風に吹かれてどこかに行ってしまった雲を、みんなで取り戻します。
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広げた新聞紙を手でくしゃくしゃに丸めて集めると、ふわふわした大きな雲のように。子どもも大人も一緒になって、雲の中に飛び込んだり、雲を投げ合ったり、「やってみたい」という思いがあそびの世界を広げていきました。

***

「サルサガムテープのリズム楽器づくり&ミニライブ!」
6/17(土)13:00~15:00 会場:大ホール
出演:サルサガムテープ(NPO法人ハイテンション)
サルサガムテープは、元NHK「おかあさんといっしょ」5代目歌のお兄さんのかしわ哲さんが、神奈川県の福祉施設を利用する方々に呼びかけ、1994年に結成された超天然ロックンロールバンドです。現在は、本厚木駅の近くに福祉事業所であるNPO法人ハイテンションに拠点を置いて活動しています。
この日は大ホールのホワイエで、サルサガムテープのアイコンであるガムテープ太鼓作りを。
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太鼓ができたら、みんなで鳴らしながら会館前のあふれ池の周りをパレード。好天の下、子どもから大人まで、障がいのある人もない人も一緒に楽しい音楽に包まれました。
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パレードの後は、大ホールの舞台上に移動して、サルサガムテープのミニライブを行いました。
バンドメンバーだけでなく、参加者の方たちも舞台上へ! まるでみんなもサルサガムテープの一員となったような一体感のあるライブとなりました。
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***

「ヴァイオリン&ハープ ロビーコンサート」
6/16(金)①11:00~12:00 ②14:00~15:00
6/18(日)①10:30~11:15 ②13:00~13:45
会場:大ホール ホワイエ
出演:清岡優子(ヴァイオリン)、堀米綾(ハープ) ゲスト:福井綾(チェロ)
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写真左から、清岡優子さん、福井綾さん、堀米綾さん
 大ホール ホワイエではこの2日間、ヴァイオリンとハープ、チェロによるロビーコンサートを開催。16日は大人向けのクラシックコンサート、18日は親子で楽しめる楽曲を織り交ぜたコンサートを行いました。

16日の3人の衣装は、紫陽花をイメージしたカラー。
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ヴァイオリンとハープ、それぞれの楽器のレクチャーを交えながら、誰もがどこかで耳にしたことのあるクラシックの名曲をたっぷり。日頃の慌ただしさや疲れをひととき忘れられるような、ゆったりとした時間が流れていました。
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18日の親子向けのコンサートでは、肩にかけられるサイズのハープが登場。歩きながら演奏する堀米さんが目の前にやってきたお客様が、息をのんで楽器を見つめていたのが印象的でした。
さらに、福井さんがチェロを木製の打楽器"ウッドブロック"に持ち替え、時計の秒針のようなリズムが楽しい「シンコペーテッド・クロック」を。大人から小さなお子様まで愉しんでいただけるプログラムをお届けしました。
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アンコールでは、清岡さんの「前に出て聴いてもいいですよ」という声掛けで、子どもたちが楽器の間近で演奏を楽しみました。
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両日とも「間近で演奏を聴けてとてもよかった」「気軽に本格的なコンサートを楽しめてとても癒された」という感想を多くいただきました。

***

期間中、大ホールの舞台上では「スタインウェイピアノを弾いてみよう」(事前予約)、ホワイエでは誰でも自由に弾くことができる「どこでもピアノ」を実施。様々な世代の方が、ピアノを弾きに会館へ来てくださいました。
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17日、18日にはあふれ池の前にキッチンカーも出店し、休館前にとても賑やかな4日間を過ごすことができました。また、改修工事後の2025年にさらなる盛り上がりの「ふらっと ふぇすてぃばる」を開催できることを楽しみにしています。